鯖が好きだ



唐突でスマン。
だけどこの気持ちをわかって欲しい。

俺は鯖が好きだ。大好きだ。

好きな女子に「アタシと鯖、どっちを取るの？」って聞かれたら困ってしまうくらい好きだ。
「・・・3日考えさせてくれ」と言ってしまうくらい好きだ。


何が好きって味が好き。旨過ぎるよあいつは。
その上「生ヨシ」「焼きヨシ」「煮てヨシ」なんだぜ？
隙が無い。隙が無い旨さなんですよ。


これだけ熱く語っているが好きになったのは20過ぎてから。
うちの親があまり食わなかったせいで出会いが少なかったんですよ。
親と一緒にいた頃はせいぜいシメサバくらいなもんでさ。
一人暮らしするようになってから目覚めたわけだね。


そんな一人暮らしの俺にとってアミーゴと言える存在。
それが　鯖の水煮缶　である。

手軽な上に鯖の旨味を存分に味わえちゃう憎いあんちくしょうなのだな。
大抵何処のスーパーに行ってもある。勿論何処のコンビにもある。
世間は想像以上に鯖の水煮缶を愛している。まず間違いなく。

缶詰は水煮缶に限る。
鯖味噌なんかもあるんだけど所詮は代用品でしかない。
しかし水煮缶はそれ単体がひとつの料理と言っても過言じゃない！（コレ強調ね）
焼きそばが食いたいわけじゃなくぺヤングが食いたい気持ちと言ったらわかるだろうか？
もうひとつのジャンルとして完成されたものなのだね。
貧乏臭いと思わないで欲しい。
俺はビルゲイツ並みに金持ちになっても鯖の水煮缶を愛する事を誓う。
それほどのものなのだ。鯖の水煮缶って奴はな！（ココも強調）



因みに鯖水煮缶を食べる時は、大抵コンロに直に掛けて食す。
その方が皿を汚さないし旨いしで言うこと無し。

簡単に書くとこんな感じ
・缶詰の蓋を開ける
・そのままコンロに直に起きトロ火で煮る（火が強すぎると噴き出す）
・中が煮えだしたら醤油を数滴垂らす。
・火を止め仕上げにネギなどを加える

もうコレで立派な鯖料理ですよ。
料亭に出しても大丈夫。勿論大丈夫じゃない。
しかしコレが旨いんだよね。
水煮缶の残った汁を味噌汁に入れても旨かったりする。
もうね完璧超人だね。人じゃないけど。


まあ、こんな感じで普段は食しているのだが、たまには別の食べ方もしてみたい。
そんな理由で昨日新しいレシピにチャレンジしてみた。

鯖の炊き込みご飯に！

炊き込みご飯といっても男の一人暮らしで本格的にやるのもちょっと芸がない。と言うかめんどくさい。物凄く。
なので炊き込みご飯の素を使い、鯖の水煮缶と合わせてみたのだな。

軽くレシピ
・米を炊き込みご飯に必要な量よりちょっと多目に洗う
・炊き込みご飯の素と鯖の水煮缶（鯖汁含む）を投入し軽く掻き混ぜ30分程度浸けてから炊く
・炊き上がってから暫く放置し、その後炊飯釜を開け十分に掻き混ぜてからまた蓋を閉める蒸らす（コレをしないと水気が飛ばずベチャベチャになる）
・掻き混ぜる時は幾つかの鯖の身を取り出す（全部掻き混ぜたら鯖の身を堪能できなくなるから）
・10分程度蒸らしたら出来上がり

んで作ったのがまた旨いんだな。
俺のお陰っつーか鯖の水煮缶の凄さ。もうホント凄い。
昨日は炊き立ての鯖の炊き込みご飯を満喫し、今日は余ったのをほうじ茶と合わせお茶漬けなんかにしてみた。
これまた旨すぎてバカみたい。

このブログを読んだ人で興味が出た人も一度は試してもらいたい。
鯖の水煮缶ビギナーに炊き込みご飯はハードル高いので、最初はコンロで直で煮るのからお勧めする。
鯖の水煮缶は何処にも売っているが、できるならセブンイレブン等にある「月花」辺りからチャレンジするのが良いと思うの。（160円くらいかな）
いきなり100円未満の安売り水煮缶で評価されるのも嫌なんでｗ


取り合えず今回の日記で、俺がどれほど鯖を愛し、鯖水煮缶を可愛がっているかわかってくれたと思う。
将来俺の嫁を目指している人は頑張って鯖料理を学んでおいてくれたまへ。




コラ、今鼻で笑ったろ貴様。