サッカー代表戦の日本ＶＳアルゼンチンを見ましたよ。
多少ネタバレするつもりなので、結果知らん人は今読むのはよすんだ！

って事で改行













今日の試合はね、勝ち負けとか関係なく見ていて嬉しい気持ちになっちゃったな。
なんかねえ・・・またゼロからのスタートって感じがしなかったのよ。

Ｗ杯が終わってからまた新たな監督を迎え、一からチーム作りをしているって風には見えなかったのさ。
ちゃんと過去に培ったものが積み上げられ、その上に新しい意識も追加されて居るのも感じられたし、チームがＷ杯の時よりも前に進んでいる気がしたんだよね。
それが何より嬉しかったなあ。

今までの日本代表では感じられなかった気持ちだったんだよね。
Ｗ杯が終わって新監督の下で試合をするのを見るたび、リセットされてまたゼロからスタートしなきゃいけないねってさ。
でも今回の試合はちゃんと岡田監督時代の守備の意識がしっかり残っていた。
ＴＶのアナは新監督がイタリア人なので『カテナチオ』と結び付けたがってたけど、あの粘り強い守備は岡田がＷ杯の実践で作り上げたもんだ。
そんな守備意識にプラスされて、新監督ザッケローニの攻撃への意識も今日の試合では見せてくれたんじゃないかしら。
だから見ていて楽しかった。
多くのＷ杯を経た選手も成長の跡が見えたしね。（試合に出れなかった人、最後に代表に漏れた人も）

今度の韓国戦が実質の本番（アルゼンチンは格上だったので開き直れた部分もあるしね）だと思うから、是非とも結果を出して欲しいですな。
今日みたいなサッカーをやれていれば、また日本のサッカー熱は復活すると思うからさ。



もう1つ。

ドラマの『ＳＰＥＣ』を見たんだけど、ちょっと複雑な気分。
『ＳＰＥＣ』は『ケイゾク』の続編的な側面もあるって話だったから期待して見たんだけど、悪くは無かったし楽しめたんよ。
だけど・・・このドラマは『ケイゾク』の時みたいに嵌る事はないだろうなあってのも自覚できちゃったわ。

『ケイゾク』は役者さんの演技によって化学変化が起こった、必然じゃ作れないドラマだったんだなってのが改めてわかったんさ。
そして多分『ＳＰＥＣ』にはその奇跡は無理だなってのもね。
これは役者さんが悪いわけじゃないんだ。
演出や製作側の問題だからさ。

どういうことかって言うと・・・まあ理由は一杯あるんだけど上手く説明できないｗ
説明できる範囲で言うと、演出している人の求めるキャラクターを演じさせられすぎて役者さんが感情移入しづらくなっているんだよね。
見ている方は押し付けられたキャラを演じるのを見させられているって感じでさ。
手法的にはドラマの『トリック』に近いスタイルなんだけど、俺はあのドラマ苦手なんだよなあｗ

これからも視聴はするけれど、もうこの監督に『ケイゾク』を作るのは無理なんだろうなってわかって悲しくなりましたわ。

後期待できるのは『ギルティ』と『闇金ウシジマくん』くらいか・・・。
今期は見たいと思えるのが少ないなあ。