ウチの近所にラーメン屋が出来たのです。
やっとまともなラーメン屋さんが出来たのです。

無類の麺好きの俺としては当然行っちゃうよね。
つけ麺とタンメンのお店なんて謳っているわけだからどっちか頼んじゃうよね。
そんで『名物ロースたんめん』とか書いてあると選んじゃうよね。






(；ﾟДﾟ)なんぞコレ・・・


タンメンの中にトンカツが入ってやがります。
いや、旨かったよ。
旨かったんだけど、タンメン単体でも旨いんじゃなかろうか。
いまいちトンカツを入れる意味がわからん・・・。
この店にとっての『名物』なんだろうけど、他はマネせんと思うなｗ
美味しいけどさ。



んでまあ今回の話はここで終わりじゃないんだ。
コレからが本題だ。
前置きガッツリ長いけどｗ

いやね、このお店はカウンターの後ろにベンチ椅子のようなもんがあってそこに座って順番待つんだけど、丁度カウンター席に座っている人の足がズラッと見えるのよ。
その人たちの足を見たらさ、足を組んで食べている人の比率が多かったの。
あの足をクロスさせて組むヤツね。
ざっと半数位が足組んでラーメン食っているわけだ。

別に如何にもやりそうなヤンキーだけじゃなくて、サラリーマン風の人や女性の人まで足組んでたわけさ。
ちょっと驚いちゃったねえ。
俺の中じゃ足を組んで飯を食うのってマナーというか下品な事って教えられていたから、あまりのカズの多さにビックリしちゃったの。
逆に食いづらくないのかなアレは？
見た目も褒められたもんじゃないし、あの体勢はしんどい気がするんだがな。


そう言えば会社でも気になる事があった。

お昼に食堂で飯を食うわけだけども、仲の良い同僚（既婚者で子供アリの30代）が両肘をついて飯を食ってたのね。
注意しようかなと声を掛けようとした時に周りを見たら、結構肘ついて食っている人が居るのさ。
20代30代だけじゃなく、50過ぎのおっさんまで両肘ついて飯食ってんの。
中には先にあげたような足を組んでいる人もチラホラ。
思わずその場で同僚に注意するのやめちゃったわｗ

んで後になって同僚に聞いてみたわけ。

俺様「なんで両肘ついて飯食ってんの？」
同僚「え、なんか楽なんで」
俺様「なんかみっともないよ？・・・両親とかに注意されたりしてなかった？」
同僚「あー小さい頃に注意されてましたｗ　でも自分が『だってこっちが楽なんだもーん』って言ったら何も言わなくなりましたねえｗ」
俺様「あっそうなんだ・・・。自分の子供が大きくなって両肘ついたり箸をちゃんと持てなかったり（同僚自身が持てない）したらどう注意すんの？」
同僚「一応注意はするつもりですけど、それで直らなかったらそれ以上は言うつもりは無いですねえｗ」
俺様「・・・そっか・・・」
同僚「まあ、恥をかくのは自分ですからね」
俺様「（キッパリと）いや、恥になるのは親である君なんだけどね！」
同僚「えー！そうなんですか！」


正にゆとりここに極まれりってヤツですな。
てかちょっと怖くなっちゃった。
マジで恥ずかしい事と思っていなかったんだね。

なんか最近のモンスターペアレントやクレーマー、公共施設でのモラルの低下とかの根本がわかった気がしたね。
全部一概には言えないんだろうけど、答えのひとつにはなっているねこりゃ。


『親(大人)が親(大人)としての役割を果たしていないから親(大人)の役割が出来ない親(大人)が増えている』


親からちゃんと躾を受けていなかったら、大人になった時に自分の子供を躾られるはずないもんな。
その繰り返しが今の社会なんだろうさ。
この負の連鎖を断ち切るのは容易じゃないですぜ。
親からの教育ってのはよっぽどでない限りずっと残り続けるわけだから。

食事マナーごときで大袈裟と言われるかもしれないけど、少なくとも社会人として『恥ずかしい』って思えない人が増えているのはヤバイんじゃないのかな。


なので今更ながら言っておこう。

引っ叩かれながらも最低限の食事マナーを教えてくれて感謝です。
ｶｰﾁｬﾝありがとね。