やあ、みんな

スプライトの季節だね


ついに待ちに待ったスプライトが復刻発売されたのをキミ達は知っているかい？
前に予告していただろ？
忘れてちゃノノノンノンだぞ。


夏を潤すあの強炭酸
男臭さを漂わせる無骨な味
自然を愛する素敵な緑のフォルム

帰って来た。
アイツは僕らの前に帰ってきたんだ！




まあ、ペットボトルなのはしょうがないさ。
エコだエコだと言われるこのご時世、昔のように瓶なのは難しかろうさ。
ボクはその程度の変化は気にしないね。
じゃないとペプシに馬鹿にされちゃうからね。
なんか心まで大らかになるね。

んで買ってきたわけだけども直ぐには飲まないさ。
冷蔵庫に入れてキンキンに冷やさないとね。

そしてもう1つ大事なのは如何に自分があの緑なあんちくしょうを欲するかという事さ。

考えたね。
どうすべきなのかを。

答えは直ぐに出たね。
何をすべきかを。


「・・・よし、ちょっくら汗掻いて来るか」


そんなに暑い日中じゃないが、お外で散歩をしてきたよ。
ちょっと30分ほど早歩きしてきたよ。
スプライトの一口目に全てをかけなきゃいけない身としては、その好意は必然だったね。
それくらいの努力は神聖な復刻を祝うのにはやぶさかではないさ。
まあ、毎度毎度はやらんけど。




やっぱり身体がなまっているだけに、歩くだけでも汗をかくのだね。
できることなら灼熱の太陽の中を歩きたかったけどそれは仕方ないさ。
十分に喉を乾かせたからよしとしよう。


家に着き、早速スプライトを口にした。
欲するがままに一気に喉に流し込んでやった。


ぬおおぉぉぉーーー！！

喉痛ぇぇぇぇぇ！！！！


こうしてボクは復活のスプライトと、喉の痛みで涙目になりながらの再会を果たしたのであった。

おかえり

スプライト