日本フードサービス協会が２６日発表した１１月の外食産業の売上高は前年同月比１．０％増で、２カ月
連続で前年を上回った。

業態別でみると、ファストフードは２．７％増で３カ月連続のプラス。洋風が４．１％増、麺類が９．０％増
だったが、和風は１．９％減だった。値引き販売の効果が薄れた牛丼チェーンなど不振だった。

値引き競争って言っても標準価格を争うわけじゃないからねえ。
あくまで定価より一定期間安くして客を呼ぼうって邪道な技なんで。

良くセブンイレブンとかでもおにぎり100円セールとかやってるじゃん？
だけど頻繁にやり過ぎちゃって、100円セール以外でおにぎり買いたくなくなっちゃうみたいになっちゃうよね。
少なくとも俺はそうなっちゃったし。
これと同じで牛丼チェーンは自分で自分の首絞めてると思うんだよね。

すき家なんかは十分定価が安いんだから、無理に値引き競争に参加しなくてもいいんだよ。
他のチェーン店が期間値引きをしてもどっしりとして、別の所やメニューででサービスしたら良いだけでさ。
別に100人のお客が居たら、100人全員を欲しがる必要は無いんだよな。
昔と違ってもうすき家は業界1位になったんだから、そんな値引き競争よりもやる事があるだろと。
味をもっと良くするとか。（これ重要）
価格競争でトップを取った会社だから値段で負けるのが怖いんだろうけど、いつまでも他社に付き合ってたらキリが無いと思うんだよね。

いい加減業界トップのすき家がその事に気づかない限り、牛丼業界自体はこれ以上伸びしろが無いと思うんだけどなあ。
元々ギリギリの価格競争でやっている業界なんだろうしね。
マクドナルドのように業界内の価格競争で圧倒的に優勢を誇っている会社だったら良いんだけど、そんな体力のある企業が牛丼業界を動かしているわけじゃないしさ。

並盛り280円が250円になって喜ぶ客よりも、280円で良いから通よってくれるお客を大事にすべきだと思うわ。
もう牛丼業界自体も価格競争から脱却する時期にきているように見えるしさ。
じゃ無いと他の外食産業に取って代わられちゃうよ。
今の円高の状況でどこの業界も生き残りに必死だろうしね。