米シンクタンクのピュー・リサーチセンターが2014年に世界各国の「幸福度」を調べたところ、
国民1人あたりのGDPが向上した新興国における幸福度の伸びが顕著ということが分かったそうです。
英タブロイド紙のデイリーメールは、この調査結果を「幸せはお金で買えることが証明された
（More money DOES make you happier）」という刺激的な調子で報じています。
　　＜中略＞
「『お金で幸せは買えない』なんて言うのは、すでにお金を持っている人だけだ」
また記事によると、2014年の日本の「幸福度」は43点で、韓国の47点やイタリアの48点、
フランスの51点を抑えて先進国最下位となっています（EU加盟国ではギリシャの37点がありますが）。これはインドネシアの58点をも下回っています。

日本は2002年が驚異の39点ですから、そこから見たらだいぶ回復したのかもしれません。
とはいえ日本のGDPは、米国と中国に次いで世界第3位のはず。「幸福度はGDPに比例する」という推論を真っ向から否定する結果となっています。

http://careerconnection.jp/biz/news/content_2115.html

何となく頷ける。
確かに今の日本で生活していて幸福感ってあまり感じないもんな。

本当はもっと幸せを感じなきゃおかしいんだよね。
衣食住、インフラもしっかりしている。
消費社会としては最高レベルを達成していると思う。
でも幸せじゃない。
なんか幸せじゃない。

ホント「なんか」なんだよな。
明確な理由じゃなく、なんとなく幸せじゃないよなって感じ。
でもきっとこれはどんな時代になっても日本人は総じて「幸せだ」って胸を張って言えないんじゃないかな。
バブル時代だって不況だって調査したらそんなに変わらないと思うわ。

それは不満と言うよりも「幸せってこんなもんだっけ？」って気持ちが日本人のどこかにあるんじゃないでしょうか。
幸せを実感できる場がないよね。
特に日本のような閉鎖社会だと。
閉鎖社会と書くと語弊があるかも知れんが、他国と隔離された文化や社会を構築しているせいで比較ができないんだよね。
その分限界がわからないから日本人はいつもやりすぎちゃうんだ。

そういえば世界の男女平等レベルの調査でも日本は104位とかだったりするんだよな。
そう言われても「うーん・・・そっかねえ」って感じ。
なんか他国との価値観の違いが誤解されたまま順位に反映されている気がしちゃうね。


正直どうなったら日本人が「幸せっす」って言う人が増えるのか俺にはわからんな。
同時に男女平等レベルのUPとかもさ。