いや～引っ越し終わりましたよ。

疲れたねえ。
しんどかったねえ。


20年近くも住んでた弊害がモロにでた引越しでしたな。

とにかくゴミが出るわ出るわ。
燃えるゴミだけで30袋は出したんじゃなかろうか。
資源ごみや粗大ごみなんかはトラックで4往復して処分してるしな。
俺の部屋はすなわちゴミが住んでたとしか言い様がないです。
涙目でお片づけですよ。

二日掛けてやったんだけど、もう寝る時間以外は全部引越し作業。
朝から夜までひたすら引越し。
本気で胃痛とストレスで死ぬかと思ったわ。
生き抜いたんだけどどさ。


まあ、20年の垢を落とすには良い機会だったのかも知れん。
引越しを契機に少しは前向きなモノの捉え方が俺にも出来るんじゃないかと期待もしちゃってんのさ。
無理だろうけどさ。
いや、それがいかんのだな。


そしてつくづく思ったよ。
ｶｰﾁｬﾝってすげえなぁって。

引越しの時に4年ぶりくらいに会ったんだけど、もうすっかりお婆ちゃん。
萩本欽一が来たのかと思うくらいの老けっぷりなんだもの。
そんな婆ちゃんなのに遠いところから電車やバス利用してさ、2日間引越し手伝いにきてんだもの。
俺は「無理すんな。来なくても何とか終わらせるからｗ」って言ってんのに「アンタにはこんな時に位しか何もしてあげられんから」とか言いながら来ちゃうのよ。
一ヶ月前に足の指折ってんのに足引きずってさ。
そんで誰よりも一生懸命作業してくれんのよ。
婆ちゃんだし骨折してんだから当然大した事はできんのだけど、休憩とか全くしないで黙々と片付けてくれるんだな。

俺は本当にｶｰﾁｬﾝの息子でよかったと思う。
ちょっと誇りに思うわ。
「アタシの生きがいなんか子供たちの世話くらしかないもの」って軽く言えちゃうｶｰﾁｬﾝがカッコ良過ぎて泣きそうになるわ。
意地でもｶｰﾁｬﾝの前では泣かんけどｗ


前にさ、ブログとかで『一人で生きる』なんてアホな事書いて恥ずかしいね。

手伝いに来てくれた友人達は「昔あんだけ世話になったんだから当然行きますって」って快く来てくれた。
兄貴は保証人になってくれた。「仕事忙しくて手伝いに行けなくてすまんな」とか言っちゃってさ。
そしてｶｰﾁｬﾝも。

俺って周りにおもいっきり支えられて生きてます。
本当にありがとうございました。

なんかもうちょっとちゃんとしなきゃいかんな俺。
何処をどうしたらちゃんとするのかはわからんのだけど。


取り合えず色々あった6ヶ月間だったけど、やり遂げられてホッと一安心ですわ。
これで胃痛も快方に向かえば尚良しだな。


今一仕事終えた俺が言えることは『暫く引越しはごめんだ！』しかないｗ
引越しヲタの素質が俺にはなさそうだ。
つーかなくても良いや。