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2008/05/25
01:26:22
もう十年以上前の話さセニョリータ。
当時、自動車免許の教習内容が大幅に変わることがニュースになっていたのね。
どうやら教習時間も長くなるし費用も高くなるみたいでさ。
俺は17で家出ちゃって、金に余裕がないし直ぐに仕事はじめたから、車の免許なんか取る暇なかったのよね。
取りにいきたいけど暇もきっかけもないって感じでさ。
でもそのニュースをみた後の俺の行動力は、今の俺では考えられないほどの異常っぷり。
直ぐに家にあった雑誌の『ぴあ』なんか見ちゃって、広告で載っていた合宿免許を取り扱う会社に即電話ですよ。
そんで次の日には、その会社へ申し込みをするため東京にまで行ってた記憶がある。
早い。正に神速。
んで詳しく合宿免許の説明を受けたわけだけだ。
流石ニュースになるだけあって合宿免許は大人気の様子でさ。
空いている所も2・3箇所しかない状態なの。
そん中で一番地元から近かった所選んだのね。
個室もあるそうだ。
3食も付きますよ。
費用も15万程度と安い。
十分だべ?
文句の付けようがないもの。
「んじゃここにします」ってんで契約しちゃいましたよ。
これを電光石火と言うのだね。
そして数日後に合宿免許に向かったのさ。
仕事は休み貰ってね。
取り合えず詳しくは書かないけど、到着しましたよ合宿場所に。
もうね物凄く富士○ハイランドの近く。
つーか富○急の隣り。
山梨出身の人なら「あーあの教習所か」ってわかるくらいの場所なの。
ジェットコースターに乗った人の「キャーーー!!」って声が耳に突き刺さるくらい近くなのですよ。
なんちゅう場所にあんのかと。
そして合宿所に入り、部屋に案内してもらう。
部屋に入る。
・・・
・・・なんか物凄い人がいるんですけど・・・。
え?なにこれ?
案内してくれたオバチャンがのたまう。
「この部屋は大部屋で今は10人くらい入ってますね。」
「布団は自分で上げてね。シーツは自分で洗うように。」
「門限・消灯はちゃんと守ってくださいね。」
だ、だまされた!
部屋を見ての第一印象。
「・・・夢のようだな」
真っ先に思い浮かんだのが映画『ソナチネ』のセリフでしたよ。
上手い事申し込んだ会社の説明に騙されたわけですな。
実際の合宿所は思い描いてたのとは大違い。
個室もあるそうだ。←個室『も』ある。すげえボロボロのボットン便所付きの。殆どが大人数のタコ部屋
3食も付きますよ。←刑務所の飯より酷いこと間違いなし。明らかに日本人じゃないおっさんが日本食作ってる。何故か妙にスパイシーな。
費用も15万程度と安い。←何事もなければね。
飯はとにかく酷かった。
丁度『米不足』で大騒ぎしていた時期でさ、100%タイ米なんですよ。
それも虫食いだらけの米だし食欲さえわかないわけ。
それにろくなオカズも付かないのよ。葉っぱ炒めたのとかだし。
一度鮎の塩焼きが出てきて「ヤター今日はご馳走だね」と歓喜したんだけど、あまりの固さにプラスティックの箸がブチ折れて食うの断念したりね。
そんな状況だからみんな近くに唯一あるコンビニで飯を買うのよ。
俺は近くの喫茶店でナポリタンばかり食ってたけど。
そんな出費ばかりしていたら、教習代よりも金掛かっちゃうわけですよ。
持っていった10万なんか直ぐに無くなっちゃったよ。
しかし辛いのはコレだけじゃなかったんだな。
本当の地獄は教習所の方だったんだな。
続くのだな。
当時、自動車免許の教習内容が大幅に変わることがニュースになっていたのね。
どうやら教習時間も長くなるし費用も高くなるみたいでさ。
俺は17で家出ちゃって、金に余裕がないし直ぐに仕事はじめたから、車の免許なんか取る暇なかったのよね。
取りにいきたいけど暇もきっかけもないって感じでさ。
でもそのニュースをみた後の俺の行動力は、今の俺では考えられないほどの異常っぷり。
直ぐに家にあった雑誌の『ぴあ』なんか見ちゃって、広告で載っていた合宿免許を取り扱う会社に即電話ですよ。
そんで次の日には、その会社へ申し込みをするため東京にまで行ってた記憶がある。
早い。正に神速。
んで詳しく合宿免許の説明を受けたわけだけだ。
流石ニュースになるだけあって合宿免許は大人気の様子でさ。
空いている所も2・3箇所しかない状態なの。
そん中で一番地元から近かった所選んだのね。
個室もあるそうだ。
3食も付きますよ。
費用も15万程度と安い。
十分だべ?
文句の付けようがないもの。
「んじゃここにします」ってんで契約しちゃいましたよ。
これを電光石火と言うのだね。
そして数日後に合宿免許に向かったのさ。
仕事は休み貰ってね。
取り合えず詳しくは書かないけど、到着しましたよ合宿場所に。
もうね物凄く富士○ハイランドの近く。
つーか富○急の隣り。
山梨出身の人なら「あーあの教習所か」ってわかるくらいの場所なの。
ジェットコースターに乗った人の「キャーーー!!」って声が耳に突き刺さるくらい近くなのですよ。
なんちゅう場所にあんのかと。
そして合宿所に入り、部屋に案内してもらう。
部屋に入る。
・・・
・・・なんか物凄い人がいるんですけど・・・。
え?なにこれ?
案内してくれたオバチャンがのたまう。
「この部屋は大部屋で今は10人くらい入ってますね。」
「布団は自分で上げてね。シーツは自分で洗うように。」
「門限・消灯はちゃんと守ってくださいね。」
だ、だまされた!
部屋を見ての第一印象。
「・・・夢のようだな」
真っ先に思い浮かんだのが映画『ソナチネ』のセリフでしたよ。
上手い事申し込んだ会社の説明に騙されたわけですな。
実際の合宿所は思い描いてたのとは大違い。
個室もあるそうだ。←個室『も』ある。すげえボロボロのボットン便所付きの。殆どが大人数のタコ部屋
3食も付きますよ。←刑務所の飯より酷いこと間違いなし。明らかに日本人じゃないおっさんが日本食作ってる。何故か妙にスパイシーな。
費用も15万程度と安い。←何事もなければね。
飯はとにかく酷かった。
丁度『米不足』で大騒ぎしていた時期でさ、100%タイ米なんですよ。
それも虫食いだらけの米だし食欲さえわかないわけ。
それにろくなオカズも付かないのよ。葉っぱ炒めたのとかだし。
一度鮎の塩焼きが出てきて「ヤター今日はご馳走だね」と歓喜したんだけど、あまりの固さにプラスティックの箸がブチ折れて食うの断念したりね。
そんな状況だからみんな近くに唯一あるコンビニで飯を買うのよ。
俺は近くの喫茶店でナポリタンばかり食ってたけど。
そんな出費ばかりしていたら、教習代よりも金掛かっちゃうわけですよ。
持っていった10万なんか直ぐに無くなっちゃったよ。
しかし辛いのはコレだけじゃなかったんだな。
本当の地獄は教習所の方だったんだな。
続くのだな。
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