さて、今日もトラックバックテーマでお茶を濁したろうと思っていたのだが、お題が『理想のデート』という明らかに俺にキモイ事を書かせたいが為のものだったので、あえてここは意地でも書かないでおこうと思ったので別のネタで。
ここで自制ができるのが良識ある大人だと思わないかい？
思うでしょ？
ねえ思って。


んじゃちょっと２ちゃんの芸スポ速報板で見かけ気になった記事を。

ＷＢＣに向けて盛り上がる日本の様子を、１７日の米紙ニューヨーク・タイムズ（電子版）は
漫画「巨人の星」も織り交ぜて冷ややかに報じた。

１６日の宮崎での日本代表合宿初日にファンと報道陣が詰め掛けた熱狂ぶりと
大会へ意気込むイチロー（マリナーズ）の談話を紹介した。
その上で「米国代表がそろって練習するのは３月２日以降」
「昨季の米大リーグの２０勝投手は４人とも大会に参加しない」などと“温度差”を指摘。
「多くの選手はＷＢＣがシーズンへの準備を妨げると思っている」とも続けた。

日本代表の監督選考が大もめし、巨人の原監督がキャンプを離れて代表を率いること
に奇異な印象を示し「米国で現役の監督が離れることを許す球団はないだろう」。
また日本が投手陣を先発主体に編成していると説明、本来の先発投手がリリーフに
回ることによるシーズンへの悪影響を心配するロッテ・バレンタイン監督の談話も伝えた。

また日本人がＷＢＣで日本選手の活躍に期待する理由として、「巨人の星」で主人公の
星飛雄馬が「大リーグボール」を編み出し、カージナルス出身の屈強な打者オズマを
うろたえさせ、読者を魅了したことの影響も示唆している。

http://www.hokkaido-np.co.jp/news/sports/147882.html

何故か妙に多いWBC（ワールドベースボールクラッシック）へのネガティブキャンペーンの記事のひとつですな。
「ほらーアメリカなんかじゃ全然盛り上がってないよー」ってのをようは書きたいみたいだねい。
卑屈な島国根性が、注目もされていない大会に必死になっていておろかだとでも言いたいのかしら。


第一回のWBCの時って、準決勝くらいから盛り上がったけどさ、序盤は本当に関心が日本でも薄かったんだけどねえ。
何でそんな事も忘れて今更こんな記事を書いているかﾜｹﾜｶﾒですわ。


つかさ、盛り上がったら何がダメなんだろう？
日本だけがテンション上げてなんか問題あるかえ？

大事なのは戦う代表チームと応援する人たちの気持ちだべ。
他の国がやる気あろうとなかろうと関係ないべさ。
アメリカがやる気無くて辞退選手が多かろうが知ったこっちゃ無いっしょ。
まだ寒いこの時期に身体をプレーできるように仕上げ、優勝を目指して懸命に戦おうって選手を「頑張れ！」って応援するのはおかしい事じゃないでしょ。
規模や温度差なんか、日本代表として戦う選手達を応援する障害にもならんわ。

こういう何を読者に伝えたいのかわからない陰気な記事が俺は好かんな。
多分記者が自分の主張を伝えるのに便利なニュースソースだったんだろうけど、他の国の記事を借りて「ホラ！WBCなんてくだらないんだよ！！」って小ずるいやりかたしているのが汚いなと思う。
記者の本心は書かないでさ。

別にWBCに興味がない人はそれで良いと思うのよ。
こういった記事のいやらしさは、WBCに興味を持っている人の熱を冷まさせようとする意図が見え隠れするところなんだよね。
同じ日本人同士なのに、なんで無理に興味を削ごうとするのか理解に苦しむ。
つーか野球だけじゃなくて色々と多いよね。日本人が日本人の足を引っ張るようなのってさ。
従軍慰安婦問題なんか典型的だ。



第一回のWBCの時は、始まる前まではかなりネガティブキャンペーンを一部の新聞でやってたりしたんだけど、結果的に勝ちあがって行ったら忘れたかのように「頑張れ日本！」一色になったからねｗ

そんな風見鶏なマスコミなんかほっといて素直な気持ちで楽しむのが吉ですな。
だってお祭りだもの。