基本的に小さい頃から酷い人見知りでもなく、ブログを見てわかる通りお調子者なところがあったのね俺。
まあ、ドラマで言うところのクラスには一人いるタイプだ。

そんな俺が中学2年になった時、人が変わったように大人しくなった時期がある。

特にイジメられていたわけでもなく、クラスに溶け込めなかったわけでもないんだけど、何故か積極的に人と話すのが億劫になってた。
普通に話しかけられてたら応じてたし、学校帰りも何人かと一緒に帰ってたんだけど、何故か中学1年生の頃のようなはしゃぐ部分がなくなってた。
傍目から見たら物凄いキャラの変化だったと思う。



そんでそれが半年は続いてたのかな。



10月くらいのある日、理科室かなんかの掃除当番をやったのね。
その時黙々と掃除している俺に声を掛けてきた人がいた。

それは中学1年の頃からのクラスメイトで好きだった女子生徒。


その子とは1年の頃から良く話し、くだらない話も出来る間柄だった。
特に可愛いわけでもなく背も俺よりかなり大きかったし、髪型を「なんかローマ兵みたいだなｗ」とからかいブチ切れさせたこともあったくらいだったのだが、ずっと好きだった。
多分北海道から引越しで関東にくるまでの3年近く片思いだったと思う。

まあ、そんな子に声を掛けられたのですよ。


俺様「ん？ナニ？」
女子「ねえねえ、なんか2年になってから全然喋らなくなったね。どうしたの？」
俺様「いや～特にコレって理由はないんだけど・・・」
女子「そうなの？・・・元気ないなあって心配してた・・・」
俺様「あーそれは申し訳ないｗ　いや、ホントに大丈夫大丈夫」
女子「それなら良いけど。・・・前みたいに元気出してよ？」
俺様「なんか偉そうに上から目線だから約束はしないｗｗｗ」
女子「ムカツクｗ」

まあ、こんな感じで会話は終わったんだけどね。



え？それから暫くして元のお調子者に戻りましたよ？何か問題でも？？ｗ

結局あの半年は何だったのか良くわかんないけど、所詮好きな子に声掛けられたら戻るくらいのもんだったんだろうさ。
不思議とあの頃の半年の思い出とかすっぽり抜けている気がする。
何もしてなかったんだから当然か。


その好きだった子が牛乳嫌いで、毎日俺がいつも給食の時貰って2本飲んでたなあ。
いつか背を抜かしたろうと思ってたけど、途中で引越ししちゃったし、その後すぐに背が止まったから負けたまんまだろうなあ。
引越しする時の朝に、最後に告白したろうと公衆電話から電話掛けたけど、結局告白なんかできず30分くらいバカ話してバイバイしたっけ。
ほぼ3年間想いつづけてたなあ。

なんか甘酸っぱい想い出だなあオイｗ

そんな少年も今では立派なおっさんですよ。
ほんのり・・・いや、かなりキモヲタのｗ


なんか空白の半年の話を書こうと思ったけど、当時の片思いの相手のことばかり思い出しちゃったよ。
いや、お恥ずかしい。