土曜日の話なんだけど、仕事を終え家に帰ってきてから録画した映画を観たのね。
見たのは『クレヨンしんちゃん 嵐を呼ぶアッパレ！戦国大合戦』なんだけどさ。

いや、クレヨンしんちゃんは侮れないぞ？
下手な実写映画より時代考証も話もしっかりしているし、そして何より面白いんだ。
少なくとも草なぎ主演の名もなきなんちゃらよりは確実に面白いと思うんだ。（見ていないけどさ）

取り合えず、帰ったらクレヨンしんちゃん観る気満々だったのですよ。
なのでカウチったろうと思ってスーパーでお菓子を物色したのですな。
その時とある１つの発見したのさ。

『暴君ハバネロ』

俺さ、今まで一度も食ったことなかったんだよね。
なんかパッケージが怪しいんだもの。
カラムーチョ最強論者でもある俺なので別に辛いお菓子が苦手ってワケでもなかったんだが、如何せんパッケージと怪しげな暴君ハバネロという名前が俺を遠ざけていたのさ。

↑に書いた通りなんだけど、この時はなんか食ってみたいなって気分にさせられたんだよね。
何となく今日の俺は、この暴君ハバネロとやらを美味しくいただけるのではないかってさ。
ほかに食べたいお菓子もなかったので買いましたよ。
暴君ハバネロ。


さて、クレヨンしんちゃんを観始めて早速とばかりに暴君ハバネロを食べてみる。

うん、美味しい。
ニンニクが効いていて結構なお味だ。
流石にカラムーチョと比べてもかなり辛い部類だねコレは。



なんて頭の中で批評している内に猛烈な痛みが。



アダダダダダダッッ！！

ものすげー舌が痛てえええええぇぇぇ！！！


この時にやっと思い出したのですよ。
俺って病院への通院は終わったけど、舌はまだ治り切っていないかったって。

前にも書いたけど、ウィルス性の水泡症って手足と口の中に出来たんですよ。
どの程度詳しく書いたかは覚えていないんだけど、一番しんどかったのは舌にも出来てずっとヤケドした感じになっていた事だったんだよね。
何を食べてもシミて痛くなったり味がわからなくなったりしてたからさ。
それが前よりはマシになっているんだけど、まだ舌にあの感じが残っている状態なんだ。
医者に舌を見せても「ハイ、もう大丈夫でしょう」しか言わないし自然と完治するのを待っているのですわ。

それを忘れて暴君ハバネロを食っちゃったからもう大変。
もうね染みるとかのレベルじゃないんだ。
痛いんだよ。
猛烈に舌に激痛なんだ。
痛すぎて悶絶したんだ。
意味もなく壁に手をついてうな垂れちゃったんだ。

取り合えず録画を停止し速攻でコーラを飲む。
ダメだ痛みが引かない。
台所に行ってお茶を舌に転がしながら飲む。
少し楽になったけどやっぱりまだ痛い。
もう観念して歯磨き粉で舌をゴシゴシしてやっと痛みから解放されましたよ。（歯磨き粉もシミるんだけどハバネロよりはマシだ）

初の暴君ハバネロはただ痛いだけでしたよ。
多分おっかないのでもう食わないと思うの。


因みに映画はやっぱり面白かったねえ。





※クレヨンしんちゃんの作者である臼井義人さんが亡くなったのを今日確認できたそうな。
　　面白い漫画をありがとうございました。