今回起きた京都での未成年の無免許運転による死傷事故だけど、多分『危険運転致死傷罪』は適用されないんだろうねえ。

元々悪質運転者への罰則強化のために生まれた危険運転致死傷罪だけど、司法では適用したがらないもんね。
その上未成年なんていう最強スペックまで加わったら自動車運転過失致死傷罪が精々でしょ。
きっと5年以下の懲役になるんじゃないかな。

日本の場合、自動車産業が強かったってのもあるんだけど、自動車運転での犯罪に対して凄く甘い部分があるもの。
あんまり罰則が強化されて運転者が減ったら自動車業界困っちゃうものね。
2000年以降の被害者などの働きかけによって危険運転致死傷罪（懲役20年以下）も作られたけど、出来る限り過失致死罪で済ませようとしているしさ。
自動車運転過失致死傷罪を適用するには飲酒運転が加わらない限り厳しいと思うな。
ましてや未成年だしね。


被害者の遺族にとっては幾ら憎んでも憎み足りない加害者なんだろうけど、残念ながら刑罰では死刑も無理だし懲役刑も短いのは残念ながら予想は当たると思う。
だとしたら刑事罰じゃなく民事で罰を受けさせるしかないやね。
この馬鹿ガキと親に罪に見合うだけの賠償金を払わせて人生積ませるしかない。
「死刑になった方がマシだった」と思わせるくらいに民事で追い込んで欲しいわ。
残りの人生賠償金を払い続ける事になるんだろうから。


正直俺は『司法の正義』なんか信じちゃいし、それよりも民事の方から社会的に終らせる方が本当の地獄だと思うよ。
社会で加害者を潰しましょう。