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00:21:57
さて、昨日の続き。

昨日は初めての大流血の話しを書いたんだけど、それ以後数回の大流血を経験した中で二つほど書こうかなと思ったり。
今回流血ネタ書こうかなと思った時、真っ先に思い浮かんだものがその二つだったのでな。


実はこの流血ネタは結構短い期間で起きた。


小学校6年の頃、俺は柔道の町道場に通ってたのね。
教えてくれる先生が来るまでの間に準備運動や軽い練習は自分たちだけでやるんだけど、俺はサボって道場内にあるトロフィー等を飾ってある棚に両肘を乗せながらボーと見てたんですよ。

そしたら背中に強い衝撃。

そして顔面に更に強い衝撃。


「グガッ!」ってワケわからん声を出ましたよ。涙も出たし。
そんであまりの痛さにうずくまっていると、なにやらヌルっとした感触が。
下を見ると畳に血痕が。思わず泣き止む俺。
驚いた皆は急いで先生を呼びに。俺は畳の上に仰向けにさせられじっと待つ。

先生が来て事故の事情を聞くと、どうやら同じ歳の道場仲間の子がサボっている俺にとび蹴りを食らわせたらしい。
あーなるほど。背中蹴られた反動で顔面を棚の角で打ったのか・・・などと一人納得してみる俺。
俺を蹴った子は当然顔面蒼白w
そらそうだ。まさかこんな流血騒ぎになるとは思わんものな。
普段仲良くしている子だったので怒りは全く湧かなかった。
サボってたの事実だしな。

んで切ったのは右の眉毛のところザックリと。
鏡で見たときに「あー一歩間違えたら目がやられてたのか」と後になってから怖くなったw
ほんのちょっと蹴るタイミングや俺の体勢が低かったら完全に失明コースでしたわ。

つーか何が悲しいってこの怪我のせいで右目が一重になった事。
町道場の経営者が接骨院やってたんだけど、治療費要らないからウチで怪我の面倒見させて欲しいって頼んだらしいのよ。
んであっさり了解する親。
治療と言ってもテープを傷口に貼って塞がるの待つだけなのよ。
そして塞がったら瞼が下がって一重になっちまった orz
多分病院行って傷口縫ったら二重のままだっただろうからそこだけは悔やまれる。



ほんでもう1つの話し。
上に書いた怪我の半年後くらいだったと思う。

昨日書いた日記に長男の存在が出てきたと思うんだけど、実は俺は三男だったり。
今回の登場人物で欠かせないのが次男の男なのだ。

この次男坊、物凄く簡潔に言うと馬鹿なのね。

馬鹿と言っても勉強ができないとかの類ではない。(勉強自体は普通に出来たからね)
人間として馬鹿と言うか生物として馬鹿。
行動から物の考え方に到る全ての人間性の部分が馬鹿なのだよ。
もう細胞レベルで馬鹿としか言い様がない。

自己顕示欲が強い自慢したがり
すぐ感情的になり常識外の行動を取る
周りの影響をすぐ受けおかしな物言いや行動をし始める

まあ、今風に言えばDQNな奴なのですよ。
家族じゃなかったら近づきたくない存在ですわな。


話し戻って当時、『貧乏の子沢山』を地でいってた我が兄弟は、同じ部屋で寝てたのですよ。
長男次男が二段ベット。俺は布団を敷いてって感じで。
因みに次男は二段ベットの上の方でした。

さあ寝るべとばかりに部屋を真っ暗くし布団に入ったわけですな。

そしたら暫くして長男と次男が真っ暗の中、言い合いみたいになってきた。
当然俺は次男が馬鹿なので長男に加勢する。
次男は馬鹿なので言い合いに負けたりしちゃう。
馬鹿にする長男。からかう俺。
長男と俺は漫才のように次男をネタにしてからかう状況になったりした。

その時、真っ暗な闇の中でありないくらいの激痛が俺の額に走った。

鈍いガツッって音が頭の中で響いた。

「ガッ!!」

声にならない声を発したあと「ングガアアア!!!!」と叫ぶ俺。
ありえない痛さ。真っ暗だったので何が起きたのかもわからない。

驚いて電気を点ける長男。
俺の大声に驚いて部屋に飛んできたカーチャン。

右目は鮮血で見えず、左目だけで見た俺の布団は血の海。
当然カーチャンは「なしたんさ!」と驚いて叫ぶわな。


「ば・・・馬鹿にしやがって!!」
次男が二段ベットの上から泣きながら叫んでいる。
どうやら次男に何かをされたようだ。

そして長男が見つけた。怪我の元になったものを。


トロフィー。


次男も町道場に通っていて何かの賞で貰った奴だったと思う。
重さ3kgくらいの結構ずっしりとしたトロフィー。
それを真っ暗闇の中、俺にめがけて投げやがったこの馬鹿。
そのトロフィーの台の部分の角を俺の額の右に当てやがった。


その瞬間本気でこの人間が怖くなった。

普通投げるかトロフィーを?
真っ暗だぞ?お前中学生だぞ?
二段ベットの上から俺に投げ下ろすか?
普通に死ぬぞ?
つーか死ぬ確率の方が高いぞ?

マジで目に当たってたら失明で、人間の急所『印堂』『人中』に当たってたら死んでるところだったわ。

事の重大さを理解してたのは長男だけだった。
俺が下手すると死んでたかもしれないって事をね。
俺と同じように化け物でも見るような目で次男を見ていた。

カーチャンはなんかわからんけど喧嘩両成敗みたいな感じで俺ら全員をひとまとめにして怒ってるw
カーチャン、あなたの息子は今別の息子に殺されかけたんですよ?

その上、カーチャンは初流血の時のような優しさは見せず、俺にタオルを渡し「それで傷口押さえてさっさと寝なさい!」と言い部屋から出て行った。
・・・すっげえなカーチャン。この状況でタオル渡して消えるかw

次男はずっと「ちくしょう・・・ちくしょう・・・」と泣きながらブツブツ言っているし・・・。
こりゃ俺のやられ損って奴だな。
つーか傷口がズキズキして寝れるかっての。

取り合えず同じ事されたら敵わんので俺は別の場所に血だらけの布団を敷き横になった。
多分それ以降の記憶が無いってことは眠れたんだろうさきっと。
それにしても良く血が止まったもんだ。
朝起きたら髪もタオルも血でガピガピでしたけどね。

そして朝俺を見かけた次男が俺に放った一言を一生忘れない。





「(恨めしげな目で)お前のせいでトロフィー壊れちゃったじゃねえかよ」




もうね、殺意が湧く前に怖かったねw
どういう思考回路してたらそういう言葉が出てくるのかと。
ただ唖然。唖然呆然とするしかなかった。

俺はこの時、自分の常識が通用しない人間ってのがいる事を初めてわかったんだと思う。
まさか身内にいるとは思わなかったけどw

いやー書いているうちに当時の恐怖や怒りを思い出してきましたよ。
そのせいか次男を馬鹿って連呼しまくりだなw

因みに次男は予想通りDQNになった。
お陰で20年くらい音信不通です。あーもう関わらなくなって良かったw


コメント
複数兄弟の真ん中は難しいというが…

暇でモテない名無し│URL│2007/12/13(Thu)02:31:49│ 編集
暇でモテない名無し
そう言いますわな。
まあ、あの次男に関しては馬鹿なりに可哀想な部分もあるんだけどね。
だからって殺されたら敵わんがなw

まじれす│URL│2007/12/13(Thu)23:34:35│ 編集
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