『光市母子殺害』

今日殺害した少年（当時）に死刑判決が出ましたな。
弁護団が即日上告したらしいけど、棄却されて刑が確定するんじゃないかな。


多分、遺族の本村さんが矢面に立って行動していなかったらまず間違いなく死刑の判決は出なかっただろうから、ニュースを見た一視聴者としては「お疲れ様でした」と心の中で労いたいです。




この裁判、少なくとも本村さんはどんな刑が少年に下されようとも勝者にはなりえないわけですよ。
妻と子供を殺められた時点で人生狂わされてしまったわけだから。

加害者の元少年だってどんな判決でも勝者ではない。
彼は犯してしまった罪に見合った罰を受けなければいけないからね。

今回、唯一勝者になろうとしたのは、死刑制度廃止論者で固められた弁護団だけだったかなって感じるね。
結果的にその弁護団が元少年の足を引っ張る形で今回の判決が出たのは皮肉だなと思う。
差し戻し審になった時点で出てきたあの弁護団が、もう少し『死刑制度と戦う』って姿勢じゃなく、元少年に更生のチャンスを与える機会を求める弁護していたらまた違った結果が出たかもしれないのになって思う。



多分この世には色んな意見の人がいて、死刑制度に対しても賛成反対って考えが分かれるとは思うんだけどさ。
ただ、今の国家の制度内では十分妥当な判決だったと理解してほしいなって思う。
テレビとか見てたら、変なジャーナリストやら政治家やら識者やらが、今回の判決で否定的な意見を言っているのを見ていると、彼らが否定しているのは判決じゃなく『少年法』や『死刑制度』だもの。
そんな下品な行為は好かん。

そしてもっと別の下品な人が、これから先は本村さんを取り込もうと色々やってくるんだろうけど、どうかそっとしてあげて欲しいね。
この後に刑が確定して執行されたら、少しでも喧騒から離れた人生をおくって頂きたいなと願っている。