フラグ (ストーリー)
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フラグ (Flag) とは旗を示す英単語であるが、ここで扱うフラグは小説やドラマ、または漫画・アニメ、シミュレーションゲーム等のストーリーにおいて、後に特定の展開・状況を引き出す事柄を指すスラングである。伏線と同義であるものの、フラグは比較的単純で定型化された「お決まりのパターン」の含意があるとされる。

死亡フラグ恋愛フラグ・生存フラグ 等

この前あったことなんだけど、仕事帰りにコンビニ寄ったんですよ。

まあ、しょっちゅう行くところじゃなく、たまに『からあげくん』が食いたくなったら行くコンビニなんだけどね。（店バレバレだなｗ）
その時も久々に寄ったわけさ。

んで買う物を持って後はレジでからあげくん頼むだけだったんだけど、ちょっと異様な光景が。


泣いている。
明らかに店員が泣いている。
名札の上には『実習生』のマーク。
そして色白の大人しそうな、十代と思われる女子が目を真っ赤に泣き腫らしている。

ちょっとたじろぐ。
しかし身構える前に思わず一言口をついてしまった。

俺様「君、泣いているのか？！」

板尾創路のようなリアクションしてしまったよｗ（わかる人にはわかるネタ）

その女子店員はハニカミ笑顔で恥ずかしそうに「ア、大丈夫です・・・ｗ」と返してきたわけですよ。
その後は俺も「いや～ビックリしたあｗ」くらいしか言わなかったわけだけどね。

何かあったんかね？

店長に怒られたのかな？
新人イビリにあったとか？
「俺とコンビニ、どっちを取るんだよ！」と彼氏に問い詰められ、涙ながらに別れたばっかりとか？
ねえか。これはねえなｗ


まあ、滅多に無い場面だったわけなので、当然俺は妄想する。
それはしょうがない仕方がない。

『今度コンビニに来た時に、顔を見たお互いが「あっ！」なんて声を出しちゃうんだ。そして泣いていた時の話なんかしちゃったりして店員は顔を真っ赤にするんだ。そしてさり気無く「大丈夫だった？」なんて優しく声を掛ける俺にマンマンがジュンで横漏れギャザーが必要になるんだ。それをきっかけにコンビニで見かけると話しかけあうようになりからあげくんも1個サービスしてくれたりするんだ。「からあげくんのレッド好きですね♪」とか言われちゃったりして。そして色々省略するけど最終的には2年後結婚する事になるんだ。』

まさに恋愛フラグ。
頭おかしいと言われても否定できないが、どう考えても恋愛フラグがピンコ立ちっす。
もう半分くらい結婚まで行く事を信じきっちゃってますよ。


そっから数日後（あえて毎日行かないところが俺が策士なところ）、そのコンビニ行くと丁度あの泣き虫店員が居るのを発見！
心の中で「もう1人のおっさん店員はくるな！絶対くるな！！」と念じながらレジに向かう。

ヨシ、泣き虫がキター！！


心躍らせながら向かい合う俺。
緊張の瞬間。






泣き虫「（だるそうに）いらっしゃいませぇ～」


何その変に仕事慣れした声と態度は？
もう実習生の名札はなくなっているが、幾らなんでもその態度は早すぎるだろ？
なんだのそのベテランピンサロ嬢みたいなやる気の無さは。
てか貴様完全に俺のこと忘れていやがるな。
いや、涙目だったせいで俺の顔なんか良く覚えてないか。そうかやっぱりか。
こらこらストローを入れろ。俺はストローでパックお茶を飲む男なんだよ。
勘弁してくれ。からげくんの真横にお茶を入れるんじゃねえ。



フラグ

それは突然やってくるもので妄想や期待しても無駄。