もう五年前くらいの話だが、とある女性と二人きりでカラオケに行ったときの事。


その女子と待ち合わせをしたのだが、えらくめかしこんでいるの。


女子「最近お洒落してなかったので勝負服で来ましたよｗ」
俺様「そ、そうかね。キャバ嬢みたいで素敵だよチミｗ」





惚れてまうやろー！




そしてカラオケ店に行き歌うことになる。

女子「練習したい歌があるんで入れますね～」

歌：ジャンヌダルク

タイトル：Dry?

やけに気やすく声をかけてくるのね
長い黒髪　お気に召しました？
無駄なおしゃべりもそろそろウザイ
今夜も冷めた時間に身を委ね

しらふにさせない　理性食いちぎるＳＥＸ　ＴＩＭＥ（ｓｈｏｗ　ｔｉｍｅ）なのに
シルエットは泣いてる少女のまま、、、

静かに激しく舌を舐められても
ただ残るのは未完成な愛
事の後でのお決まりのｋｉｓｓも
目を閉じてるのはあなただけなの、、、

皮肉な裸体　なぜか悪戯に乾いたままで
誰か、私のスベテを濡らして、、、

イカせて！すぐイカせて！
過去も白くなるくらいに
抱き合って眠れるような
少しだけ、安らぎがほしいの
乾いてるのは○○○じゃない！！
もうばかにしないで
からっぽの私の心を
誰もまだ覗いてくれないのね

エロイ。
歌詞が超エロイ。
コレを5回も歌われるわけだ。





惚れてまうやろー！！




なんとも言えないこの状況を打破するために、話しかける俺様。


俺様「いや～それにしてもなんだねえ。こうやって2人っきりでカラオケにいるのも変な感じですなあｗ」


ここで最高級の笑顔で答える女子の一言。






女子「安心してください、私イケメン好きですからｗ」




ヤバイ、なんかブルーだ。
付き合っている人もいたからどうでもいいし（当時）、自分がキモヲタ顔なのも理解しているが、面と向かって爽やかに言われるとなんかブルーだ。
俺のウサギさんのようなガラスのハートにヒビが薄っすら入りましたよ。
でもバレてはいけない。
ブルーな自分を必死で隠さなければ。



俺様「またド直球だなオイｗｗｗ」
女子「アハハハ、すみませんｗ」


本当は1円単位で割り勘にしたろうかと思ったが奢る俺。
偉いぞ俺。

まあ、面白かったから良いけど。
ネタになったから良いけど。







気をつけなはれやっ！！！

『ザンギ』って知っとる？

なんか北海道版の唐揚げらしいんだけどさ。
俺北海道生まれだけど、こっちに来てから『ザンギ』って名前知ったけどね。
普通に唐揚げって言ってたもの。
何だよ『ザンギ』って。なんか強そうじゃねえか。

どうやら普通の唐揚げとは違うみたいで、こっちでは食べる機会がないの。
ホカ弁も所謂『唐揚げ』って奴だしね。

なので食べたい時は自分で作るしかないのだ。
つーか自分で作った方が旨い。
なまら旨い。


スーパーで鶏肉が安かったのもあるが、今回久々に作ってやろうと。
更に言うなら漢（オトコ）らしく作ってやろうと。（男じゃなく漢ね）
是非みんなもレシピを参考にしてくれたまへ。



まずはタレ作りだ！

因みに『ザンギ』には明確なレシピなんぞ無い。
各家庭によって結構大きく違うのだな。
なので俺の家風なので悪しからず。

材料は以下の通りだ！

・醤油･･･適当
・酒・・・適当
・ハチミツ・・・適当に少々
・塩・・・適当に少々
・生姜汁･･･適当に少々
・ニンニクの摩り下ろし･･･適当に少々

まあ、こんなもんだ。
因みに今回は薄口醤油と梅酒を使ってみたり。
だって梅酒が家に余ってたんだもの。
だから砂糖は入れなかったんだ。
流石漢だ、小さい事は気にしないぜ！

コレをビニール袋なんかに入れておいてくれ。
二枚重ねにすると汁漏れも無いから安心だね。
漢はさり気無い気配りもするんだ。


タレに鶏肉入れるぞゴルァ！

やっぱり鶏肉はモモ肉だよな！
揚げたらジューシーだものね！！

いや、胸肉でもいいけどさ。

んでさっきのビニール袋の中に鶏肉をぶっこむんだ。
そしてビニールを縛り鶏肉を揉むんだ。
時に優しく。時に荒々しく。円を描くように・・・。

いや、普通に軽く揉むだけでイイやｗ

そんで最低でも30分は放置してもらいたい。
俺はいつもは丸一日冷蔵庫で寝かせるんだけど、今回は2時間ほど常温で放置しといた。
あまり漬け込みすぎると味が濃くなりすぎるので素人にはお勧めしない。
白飯が進み過ぎて止まらなくなるぞ。


いしょっしゃ揚げるぞ！！！

漬けた鶏肉をボールかなんかに取り出すんだ！
タレが大目の人は箸で鶏肉だけ取り出してね！！

そんでこの鶏肉に大量の片栗粉を投入。
コレでもかと投入。

結構この時に玉子を入れる家庭も多いらしいのだが、俺は漢なのでそんな軟弱な事はしない。
「ふわっ」より「カリッ」を選ぶ漢なので片栗粉だけさ！

片栗粉を混ぜ合わせたら油に投入だ。
温度は160～170度位が良いと思うが、俺は漢なので適当なところで入れる。
二度揚げしたほうがカラッと揚がるが、漢なので当然しない。
漢は面倒な事はしないのだ！

そして適当なところで取り出して余計な油を新聞紙に吸わせる。
漢は当然新聞紙だ。
つーか新聞紙以外に漢は油を落とすモノを持たない。
常識だ。

因みに醤油で漬けてあるので当然普通の唐揚げより黒くなる。
黒くなる事を恐れるな！
恐れずじっくり揚げるんだ！！



そんで揚げ終わった鶏肉を盛り付けたら






でけた！！！





俺は漢なのでキャベツの千切りも当然適当だ。
漢は歯ごたえのあるキャベツを好むので当然わざとだ。決まってる。

横のスープは漢らしく、味覇で簡単に作る玉子の中華スープ葱入れまくりバージョンだ。
万能スープの素の味覇があれば五分で出来上がる代物なので片手間で出来ちゃうね。
漢らしく鶏肉を揚げながら作る。なんて俺は格好が良いのだろう。


早速頂いたのだが・・・っこりゃヤバイ！旨すぎるｗｗｗｗｗ


もう味はガッツリついているのでマヨやら大根おろしなんかは必要なし。
ただ揚げたての熱々を貪り食うだけだ。

嗚呼、旨ひ。
まさに至高の味。



大目に作ったので、明日はこのザンギの上に、モヤシ炒めのあんかけなんかをぶっ掛けて中華風にしてやろう。

さあ、みんなも『ザンギ』を漢らしく作ってくれ！
俺の詳細なレシピを参考にな！！