・オーストラリアのスミス外相は７日、南極海での日本の調査捕鯨船団を監視する
　オーストラリア税関の巡視船を今週、同国西部から出港させると発表した。
　国際海洋法裁判所への提訴など法的手段をとる場合に備えた証拠収集を行う。
　航空機による空からの監視も実施する。

　外相は１２月中旬、巡視船による監視を発表した際「数日以内に派遣する」としていたが、
　今月に入っても船が出港しないため、環境保護団体などから「政府は口先だけ」
　「（ザトウクジラ捕獲を見合わせた）日本に配慮している」と批判の声が上がっていた。

　外相はまた、動画投稿サイト「ユーチューブ」に最近、「捕鯨反対はオーストラリアの白人
　優越主義の表れ」などと、同国を批判する匿名ビデオが掲載されたことについて
　「不快感を覚える」と語り、同国の反捕鯨の立場は揺るがないと述べた。

http://www.chunichi.co.jp/s/article/2008010701000560.html
※問題の動画：オーストラリア批判動画（携帯閲覧不可）
http://www.youtube.com/watch?v=e8lvep0-Ii0


日本人の俺からしてみたら「なんだかなあ～」なお話。

「なんで捕鯨しちゃいけないの？」

この疑問にちゃんと答えてくれる反捕鯨の人には残念ながらあったことがない。
動物愛護の観点で言われてもオイオイと思うし、種の保存からの視点での反対に関しても説得力に欠けると思うのね。（だって調査捕鯨までもダメって言っちゃうんだもの）

俺さ、生きている鯨を見た事ないんだけど、実際目にしたりしたら感動すると思うのね。
だってスゲーでかいらしいじゃないの。
そんなのが優雅に海を泳いでいる姿見ちゃったら「うはｗｗｗ鯨ｶﾜｲｽｗｗｗｗ」ってなっちゃうもの。
確実にそうなる自信はあるｗ

だけどね。

「だから捕ったりしちゃいけません」とならないのが俺様なわけですよ。

例えば韓国とかでは犬を食べるじゃない？
日本人の俺が犬肉を勧められたら「それはちょっと勘弁」って感じなんだけど、犬を食べる文化を否定なんかせん。
それが猫であろうがカエルであろうがゴリラであってもね。
実際アフリカの方でゴリラが絶滅の危機にあるんだけど、そうなった原因は食料としての乱獲なわけですわ。
昔写真で見たことあるけどグロいなんてもんじゃないｗ
ゴリラって体毛無くしたら人間とあまり変わらんからね。
人の腕や足が市場にぶら下げられているような感じでゴリラの肉が売られているのだな。
そんなゴリラに関しても、絶滅しないように保護をしていくのなら食べる事を否定はしない。
多くの日本人のスタンスはこんなもんじゃないんかな。

だけど日本人の文化である捕鯨を理解しないししようとも思わないのが欧米のおっさん。
流石おっさん頭が固い。
つーかそもそも鯨の乱獲によって絶滅の危険を招いた原因は、現在反捕鯨の立場のアメリカやイギリスの責任大きいのになに手の平返しているんだよと。


日本のニュースとか見ていると、まるで世界中から日本の調査捕鯨が叩かれているように見えちゃうけど、ノルウェーなんかは商業捕鯨やっちゃってるからね。
元々調査捕鯨ってのは海の生態系を壊さない程度にやっているわけでさ。
それすらダメだとなると、逆に海の生態系がおかしくなったりするんじゃないの？とか思うのは俺だけじゃないべ。
だって魚は相変わらず人間が普通に獲っているのに、鯨だけはダメってなったら魚ドンドン減らね？
人間と鯨が魚を食いまくるんだもの。


文化もそうだし自然保護とかいろんな問題が絡んで揉めてんだろうけどさ、少なくとも鯨を捕り食べる事を『悪』と決め付けるようなアホな論理で捕鯨禁止にならない事を願いたいやね。
そんな理由で捕鯨禁止にすることは人間がヒト科の生き物として進化じゃなく後退する考えだと思うのから。



まあ、ここまで書いておいてなんだけど鯨のベーコンってマズイよね。