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2007/12/28
02:00:44
珍しくすぐに更新。
なんか今日(では無いが)のうちに書いておきたくてさ。
実は今働いている会社が結構ヤバイ。
その為かなりの人が本日をもって会社を去ることになった。
一部の高齢者の人が一気に切られた。
この会社に入った時にお世話になった人が去っていく。
色々仕事を教えてくれた恩人が去っていく。
仲の良かった同僚が去っていく。
仕事を教えた人が去っていく。
仕事ができるできないは関係ない。
この日記に書いていたような若い子は残るわけだしね。
理由は年齢だけで辞めさせられていく。
今日の納会で辞めさせられた人と一緒に飲んだ。
辞めさせた人達は遠くではしゃいでいる。
辞めていく人で納会に参加しなかった人もいる。
同じく辞めていく人が「最後だから○○さんとも一緒に飲みたかったなあ」って呟くのがたまらない。
他所で定年した後に今の会社に来て、俺が一から仕事を教えた人は納会に来た。
「今まで本当にお世話になったね」
そんな事は無いです。
あなたのお陰でどれほど救われる事があったか・・・。
「色々迷惑掛けたこともあったと思うけど・・・」
いえ、俺の方こそ年下なのに生意気な部分あったと思います。
すみませんでした。
「かなり人が辞めちゃうけどなんとか皆で力合わせて頑張ってね」
自信ないっす・・・。
「早く嫁さん見つけなさいよw」
それが一番自信ないっすw
「ありがとう」
本当にありがとうございました。
なんか寂しい気持ちが止めらんなくて一人だけ納会を早抜けしちゃいましたよ。
辞めていく一人一人と握手してからこっそりとね。
「いや~テレビ外れたしもう帰りますわw」
違うんだよ。
みんなと別れるのが寂しかったんだよ。
下手するともう二度と会えない人もいるんだって思うとたまらんのよ。
年齢だけで切られる悔しさもあるはずなのに、素振りも見せず笑顔でいてくれるのが辛いんだよ。
自分だって大変なのに俺なんかや会社を気にしてくれるのが切ないんだよ。
やだよこんな形での人との別れは。
実はもう一人辞めた人がいる。
俺の日記で良く登場していたブラジル人。
職場の上司と折り合いが悪く、解雇されてしまった。
解雇が決まってから、あの明るかった男が無口になった。
笑わなくなってしまった。
「誰とも話したくない」
「誰にも話し掛けられたくない」
「もう日本語話したくない」
俺は無視して話しかけたけどさw
でも、前みたいな底抜けに明るい顔は見ることは出来なかった。
仕事納めの日、ブラジル人は会社を休んだ。
上司は朝礼で言った。
「○○は勤務態度に問題があったので解雇しました」
いや、もめてたのアナタだけだし。
「皆さんにも迷惑なると思ったので切りました」
アイツより仕事できない奴はこの中に一杯いますよ。
この上司に、俺も2回ほど首を切られそうになった事がある。
自分にとって使える駒かどうかだけでしか判断しない人だ。
「○○がいなくなると困る!」って思いとどまらせてくれた人のお陰で首にはならなかった。
その恩人も今日会社を去っていった。
日本人はそんな上司にでも我慢してついて行くけど、ブラジル人は我慢できなくて口答えを何度かしていた。
そしてあっさり解雇された。
昼過ぎに、荷物整理をしにブラジル人が来た。
誰にも挨拶する事もなく去ろうとしてた。
ひっそりと片づけをしていたので、職場で来ている事さえ気付いていない人も多かった。
俺は帰ろうとしたブラジル人に声を掛けた。
振り返って俺を見たブラジル人は、笑顔で応えてくれた。
久々に見た笑顔だった。
スッキリしたような晴れやかな笑顔だった。
俺「おつかれw」
ブ「ウン、イママデアリガトw」
俺「今度引っ越しすんだらフットサル行くから・・・そん時よろしくね」
ブ「ウウン。タブンスグニブラジルカエルヨ」
俺「・・・あーそっか・・・」
自然と握手をした。
俺「・・・んじゃ・・・またなw」
ブ「ウン、マタネw」
俺「今までありがとな」
ブ「アリガトw」
これだけの短いやり取りだけを俺として、静かにアイツは去っていった。
俺とアイツは約束をしてたから、自然と「またな」って言葉が出たんだよね。
ブラジルが2014年のW杯が決まった時、アイツは「ヒコウキダイダケモッテキテネ。ホカハゼンブオレガメンドウヲミルカラw」って俺に言ってくれた。
俺も「マジで?もし行く時は世話になるわw」って返して約束した。
覚えてくれているからアイツも「またね」って言ってくれたと信じている。
その後、職場で何度も泣きそうになった。
頭からアイツの最後の笑顔が消えない。
なんで最後にあんなイイ笑顔しやがんだよ・・・。
自分の中で「泣くな!今は仕事中だ!」って必死に堪えたよ。
こんな形で日本を去るのは悔しいだろうに・・・。
あんなに日本語上手くなったのに・・・。
味噌汁大好きなのに・・・。
同僚の子供産まれるの楽しみにしてたのに・・・。
もうすぐしたらまた新しい年が明ける。
だけど今度職場に行ったら、ポッカリと今まで居た人が居なくなっている。
その職場を想像するだけで寂しくて悲しい。
徐々に彼らが居ない場所に慣れていくであろう事が悲しい。
おっさんだからと言って別れに慣れるわけじゃないのです。
なんか今日(では無いが)のうちに書いておきたくてさ。
実は今働いている会社が結構ヤバイ。
その為かなりの人が本日をもって会社を去ることになった。
一部の高齢者の人が一気に切られた。
この会社に入った時にお世話になった人が去っていく。
色々仕事を教えてくれた恩人が去っていく。
仲の良かった同僚が去っていく。
仕事を教えた人が去っていく。
仕事ができるできないは関係ない。
この日記に書いていたような若い子は残るわけだしね。
理由は年齢だけで辞めさせられていく。
今日の納会で辞めさせられた人と一緒に飲んだ。
辞めさせた人達は遠くではしゃいでいる。
辞めていく人で納会に参加しなかった人もいる。
同じく辞めていく人が「最後だから○○さんとも一緒に飲みたかったなあ」って呟くのがたまらない。
他所で定年した後に今の会社に来て、俺が一から仕事を教えた人は納会に来た。
「今まで本当にお世話になったね」
そんな事は無いです。
あなたのお陰でどれほど救われる事があったか・・・。
「色々迷惑掛けたこともあったと思うけど・・・」
いえ、俺の方こそ年下なのに生意気な部分あったと思います。
すみませんでした。
「かなり人が辞めちゃうけどなんとか皆で力合わせて頑張ってね」
自信ないっす・・・。
「早く嫁さん見つけなさいよw」
それが一番自信ないっすw
「ありがとう」
本当にありがとうございました。
なんか寂しい気持ちが止めらんなくて一人だけ納会を早抜けしちゃいましたよ。
辞めていく一人一人と握手してからこっそりとね。
「いや~テレビ外れたしもう帰りますわw」
違うんだよ。
みんなと別れるのが寂しかったんだよ。
下手するともう二度と会えない人もいるんだって思うとたまらんのよ。
年齢だけで切られる悔しさもあるはずなのに、素振りも見せず笑顔でいてくれるのが辛いんだよ。
自分だって大変なのに俺なんかや会社を気にしてくれるのが切ないんだよ。
やだよこんな形での人との別れは。
実はもう一人辞めた人がいる。
俺の日記で良く登場していたブラジル人。
職場の上司と折り合いが悪く、解雇されてしまった。
解雇が決まってから、あの明るかった男が無口になった。
笑わなくなってしまった。
「誰とも話したくない」
「誰にも話し掛けられたくない」
「もう日本語話したくない」
俺は無視して話しかけたけどさw
でも、前みたいな底抜けに明るい顔は見ることは出来なかった。
仕事納めの日、ブラジル人は会社を休んだ。
上司は朝礼で言った。
「○○は勤務態度に問題があったので解雇しました」
いや、もめてたのアナタだけだし。
「皆さんにも迷惑なると思ったので切りました」
アイツより仕事できない奴はこの中に一杯いますよ。
この上司に、俺も2回ほど首を切られそうになった事がある。
自分にとって使える駒かどうかだけでしか判断しない人だ。
「○○がいなくなると困る!」って思いとどまらせてくれた人のお陰で首にはならなかった。
その恩人も今日会社を去っていった。
日本人はそんな上司にでも我慢してついて行くけど、ブラジル人は我慢できなくて口答えを何度かしていた。
そしてあっさり解雇された。
昼過ぎに、荷物整理をしにブラジル人が来た。
誰にも挨拶する事もなく去ろうとしてた。
ひっそりと片づけをしていたので、職場で来ている事さえ気付いていない人も多かった。
俺は帰ろうとしたブラジル人に声を掛けた。
振り返って俺を見たブラジル人は、笑顔で応えてくれた。
久々に見た笑顔だった。
スッキリしたような晴れやかな笑顔だった。
俺「おつかれw」
ブ「ウン、イママデアリガトw」
俺「今度引っ越しすんだらフットサル行くから・・・そん時よろしくね」
ブ「ウウン。タブンスグニブラジルカエルヨ」
俺「・・・あーそっか・・・」
自然と握手をした。
俺「・・・んじゃ・・・またなw」
ブ「ウン、マタネw」
俺「今までありがとな」
ブ「アリガトw」
これだけの短いやり取りだけを俺として、静かにアイツは去っていった。
俺とアイツは約束をしてたから、自然と「またな」って言葉が出たんだよね。
ブラジルが2014年のW杯が決まった時、アイツは「ヒコウキダイダケモッテキテネ。ホカハゼンブオレガメンドウヲミルカラw」って俺に言ってくれた。
俺も「マジで?もし行く時は世話になるわw」って返して約束した。
覚えてくれているからアイツも「またね」って言ってくれたと信じている。
その後、職場で何度も泣きそうになった。
頭からアイツの最後の笑顔が消えない。
なんで最後にあんなイイ笑顔しやがんだよ・・・。
自分の中で「泣くな!今は仕事中だ!」って必死に堪えたよ。
こんな形で日本を去るのは悔しいだろうに・・・。
あんなに日本語上手くなったのに・・・。
味噌汁大好きなのに・・・。
同僚の子供産まれるの楽しみにしてたのに・・・。
もうすぐしたらまた新しい年が明ける。
だけど今度職場に行ったら、ポッカリと今まで居た人が居なくなっている。
その職場を想像するだけで寂しくて悲しい。
徐々に彼らが居ない場所に慣れていくであろう事が悲しい。
おっさんだからと言って別れに慣れるわけじゃないのです。