休みになったら本腰入れて引越しの準備始めようと思ったのだが、なかなか寝付けなかったのもあり、昼過ぎに起きちゃったのでダラダラ過す一日に変更。
ダンボールも買って準備していたんだけどねえ。
明日からは頑張らねばな。

んで、久々にラーメン二郎なぞに行ってみた。



まず「ラーメン二郎とはなんぞや？」って人のために軽く説明。

ラーメン二郎ってのは、新東京ラーメンなどとも言われちゃったりしている、関東近辺でしか食べる事のできないお店なのだな。
亜流店や模倣店も含めるとかなりの勢力を誇るジャンルと言える。
ＦＣ店ではなく修行した人が「のれんわけ」してもらい営業しているのお店なので（歌舞伎町店など一部を除く）、メニュー内容や麺など各店舗で特色があるので好みに合う店合わない店もあると思うのを予め伝えておきたい。


特徴的なのは中々他では味わえない味と圧倒的な量にある。
元々三田にある元祖のお店が、地元の大学生達に安く腹いっぱい食べてもらいたいってのがスタートになっている店なので、普通のラーメン屋に比べたらコストパフォーマンスはかなり高めだ。
そのせいか一部に熱狂的なラーメン二郎ファンがいて、専用のブログやサイトなども多数作られている。

ただし、少し普通のラーメン屋と違い細かいルールやしきたり的なものがある為、未食の人が入りづらい雰囲気も醸し出したりしていたりする。
そこで特にラーメン二郎マニアと言うわけではないが、一見さんにも入りやすいように本講義をしてみたいと思うのだ。


一応俺は神奈川っ子なので、相模大野店と関内店を参考に進めていく。
因みに今日行ったのは関内店でごわす。


【行列】
まず最初に行列について語りたい。
歌舞伎町店など一部を除き、まず確実に行列に並ぶもんだと思ってもらいたい。
まだまだファンの数に比べて圧倒的に店舗が少ないのも理由だが、営業時間も短いので致し方ない部分だと言える。（歌舞伎町店だけ例外的に長くやっている）

とりあえず並ぶ。我慢して並ぶ。
行列の前5～6人辺りになってくると、先に麺の量を聞かれたりする。
これはラーメン作りの効率を少しでも良くする為、早めに聞いて麺を茹でる為なの。
だから意外と席に着いたら早く出てきたりする。
量は『小』と『大』の二種類があるのでどちらかを言うだけで良い。
因みに麺の量は他のラーメン店に比べて相当多い。
関内店などは少な目の方だが、それでも他のラーメン店の倍はあると思って欲しい。
相模大野店などは3倍はあるんじゃなかろうかと思う量だ。
それで『小』の量だ。初めて行く人は気をつけて欲しい。

麺が硬めが好きな人や量を少なめにして欲しい人は、この麺の量を聞かれるときに同時に答えて欲しい。
わかりやすい例で言うと、お店の助手に「小か大を教えてください」ってな感じで聞かれるので、「小の麺少なめの硬めでお願いします」ってな風にね。

そして行列に並んでいる時（これも前から5～6人になってからだが）に券売機で券を買う。
大まかに分けてこんな感じ。
小　　　基本のラーメン。煮豚が2枚乗っている。
小豚　　煮豚が5枚。
小豚Ｗ　煮豚が8枚。
大　　　基本のラーメンの大盛り。さらに「麺増し」を頼むと無料で天井知らずに増やしてくれる。
大豚　　煮豚が5枚。
大豚Ｗ　煮豚が8枚。

この他に各種店舗によって違うトッピングや店舗限定ラーメンなどがある。
（関内には煮玉子やニラキムチやチーズのトッピング。あぶらソバに似た『汁無し』という店舗限定ラーメンなど。）

後は席が空くのを待ち、一人が席を立って出てきたら一人が入店するという感じでいくのだな。
連れと一緒に行く場合、お店の人もなるべく配慮はしてくれるが、場合によっては隣同士になれない場合もあるので注意していただきたい。
ラーメン二郎があれだけのボリュームのを安く提供できる理由に、店の回転率を上げるため時間の無駄を排除して作っていることがあるので、できる限り協力してもらいたい。

誰目線なんだ俺はｗ


【入店】
そしてやっと入店だ。
ラーメン二郎は店舗がかなり狭い店が殆どなので、お水は前もってコップに汲んで席についてほしい。（大抵行列の一番前のところに置いてあるんで）
水を飲みたくても店が狭いので、行ったり来たりするのは大変困難だったりするのだ。

ほいで席に座って暫くすると、店員から無料トッピングを聞かれる。
例えば小を頼んだ人は「小の方、ニンニクは？」ってな感じで。
因みに無料トッピングはこんな感じ。
ニンニク　刻みニンニクを入れるかどうか。また量はどれくらいか。
ヤサイ　　野菜の量はどれくらいか。
カラメ　　　ラーメンの醤油ダレを足すかどうか。
アブラ　　　アブラを足すかどうか。

基本的にラーメン二郎はニンニクが苦手な人意外は多少入れていただきたい。
俺個人としてはニンニクはデフォで入れるものだと認識しているのでな。

んでさっきの話に戻るけど、店員にトッピングを聞かれたときに、自分の入れたいものを直接頼むだな。
例えば「ニンニク・ヤサイマシ・カラメ」とかね。
因みに量は、望めば幾らでも入れてくれる。
基本として『マシ』で一掴みだと思って欲しい。
だから野菜が一杯食べたい人は「ヤサイマシマシ」とか「ヤサイトリプル」なんて感じで注文したりする。
聞かれてすぐ答えられるように予め今日はどうするか考えておいて頂きたい。

そしてトッピングを頼み終わってやっとラーメンの登場ですよ。
後はひたすら食ってくれ。涙目で食ってくれ。

沢山並んで待っている人が居るからって焦って食う必要はない。
じっくり味わって食べていただきたい。

ただし連れの人と来ている場合、相手が食べ終わるのを待ちたい気分はあると思うが我慢して席を空けて欲しい。
後、おしゃべりもし過ぎないように。
先に書いたが、お店の方は効率良くする為に席に着く前から麺を茹で始めるので、あまりのんびりしすぎると流れが崩れて麺を捨ててしまう事になったりしちゃうんだな。
味わって食うのは問題ないが、それ以外のことで時間をロスさせてしまうとお店の方はあまり良い気分はしないからね。
お客とお店で協力して流れを良くする。そんなお店なのですよ。

そして食べ終わったら器を上に上げ、テーブルをふきんで拭き、「ごちそうさまでした！」と言って席を立って終了。




な？簡単だべ？

え？めんどくさい？ｗ

まあ、一度行って流れがわかったら面倒には感じないんだけどね。
その一度目のハードルが高いかなって感じたので今回講義してみたのだな。

なんか変なルールとかしきたりあるお店って緊張するじゃん？
それが理由でお店に行かないのもなんか悔しいしｗ
だからもし興味がある人はチャレンジしてみて欲しいのだな。
「こういうラーメンもあるのねえ」ってなかんじでさ。



因みに今回俺が食ってきたのはこんな感じ。

《小豚　ニンニク・ヤサイ+有料のニラキムチ》780円

まあ、ラーメン二郎では量が少ない方だと言われてこれですからなｗ
俺の隣に居た女性なんか「ニンニク少しでヤサイマシマシお願いします」とか言っちゃって俺よりナイスビジュアルなの食ってたぞ。
背も小さくて痩せていたのに何処にあの量が入るのやら・・・。



因みに他所で画像パクってきたけど中にはこんなビジュアル系が出てくるからね。
↓



これで「ニンニクダブル・ヤサイトリプル」って感じだろうかｗ

中には「全部マシ」なんてつわものも居る。

例えばこんな奴とか。




なんじゃこの量はｗｗｗ

何かが壊れているビジュアルだなこれはｗ


まあ、こういうのを食えるわけも無く食いたいと思わんけどさ。
確実にこんなのしょっちゅう食ってたら身体の幾つかの器官が壊れるな。
まず間違いなく。

では興味を持った人は一度チャレンジしてみてくださいな。
遠方の人は関東に来たときの想い出作りにｗ

あ、書き忘れたけどどうしても食いきれない時は無理をしないでな。
「ごめんなさい食べ切れませんでした」って謝る事だけしたら店員さんも嫌な気持ちにはそうならないだろうからさ。（自分で好き勝手に沢山トッピングして残したら気分悪いだろうけど）




さて、長々と書いたがいったい何人の人の知恵袋に納まることやらｗ