昨日の話なんだけど、会社の仕事仲間とジンギスカンなぞをやったのですよ。
なんか関東では手に入れにくいような上質の肉を、北海道の知り合いから調達できる同僚がいて久しぶりに美味しいジンギスカンを堪能したのね。

そんな中、一人のブラジル人が食べさせたいものがあると言ってきたの。

『鶏の心臓』

どうにも料理好きなそうで、自分がお気に入りの鶏の心臓を、味付けしたので食べてみろと言うわけなのだな。
ジンギスカンも無くなってきたし、みんな「よし持ってこい」となったわけさ。

んで持ってきたの。
タッパーに一杯の鶏の心臓ｗ
流石に壮観だね。
１リットルは入りそうな入れ物に鶏の心臓だけってのはｗｗｗ

もうね・・・物凄いグロいのよ。
だって数十羽の心臓がタッパーに入ってんだもの。
思いっきり食欲減退なわけですよ。
焼き鳥のハツと違ってやけに大きいしさ。

でもブラジル人はニコニコしている。
「オイシイカラ！タベテミテヨ！！」なんて自信満々だ。

隣の日本人の同僚は「いや～俺は無理だわコレｗ　だってグロいんだもの」と速攻拒否しやがった。
ちょっと悲しい顔のブラジル人。
もうさ･･････俺食うしかないよね。

取り合えずしっかり焼こう。
焦げる一歩手前まで焼いてやろう。
そしたら大丈夫さ。
たぶん。


ブラジル人が「モウコレヤケタヨ！」と俺に１つ渡してくる。
皿に置いたらさ、血が滴り落ちてんの。
いかんだろ。
コレは流石にジューシーすぎだろ。

怖気づく俺の皿から、ブラジル人が鶏の心臓を掴んで自分で食べてくれた。
「・・・オイシーネ♪デモナカハナマダッタｗ」
親指突き立てて爽やかな笑顔で言いやがります。
オイコラテメ・・・ｗ

その後しっかり焼き「コンドハモウダイジョウブ！」と言うブラジル人を信じ頂く事にする。
隣の同僚は「うわーうわぁー」とドン引きさ。
ごめんよ、僕は典型的な日本人なんだ。
ココで拒否できる人間じゃないのだ。
据え膳食わぬは男の恥ってことわざもあるしね。


で、食べてみた。

あら結構いけるじゃない♪
レバーっぽくもあり中々の珍味。
調子に乗って３つほどポンポンと頂いちゃいましたよ。
俺が美味しそうに食っている姿をみてブラジル人も嬉しそうじゃないか。
ホラ、NOと言えなくても悪い事ばかりじゃないよね。






帰宅後にわかったんだけどさ、鶏の心臓は美味しかったんだけど、物凄く後味が悪いでやんの・・・。
ずーと口にあの鶏の心臓味が残っちゃって参ったよ。




参りすぎて吐いちゃった♪