福島県二本松市産の今年のコメが１８日、初出荷された。市内の水田１カ所から予備検査で
基準を超える放射性セシウムが検出され、詳しく検査した影響で、例年より半月ほど遅い。

この日出荷されたのは、同市の「ＪＡみちのく安達」が農家から買い上げた１５万袋（４５００トン）の
うちの８００袋（２４トン）。ＪＡの倉庫でトラック２台に積み込まれた。主に首都圏で販売されるという。

出発式で三保恵一市長は「安全でおいしい二本松のコメを全国の皆さんに食べていただきたい」と
述べた。１９日には東京の県八重洲観光交流館で自らコメを配るという。


誤解を受けるかもしれないけど書いておこうと思うんだ。

俺は多分福島県産の新米は買わないです。


差別的な意味とは受け取らないでおくれ。
いや、そう思われても仕方がないんだろうけど、やっぱり買うのは不安なんだよね。

何せ今の状況じゃどれが安全でどれが危険かわからないんだよ。
予備検査で引っ掛かったけど今度は大丈夫って言うけど、検査自体に信用性もおけなくなっちゃってるしさ。
震災の一件で政府の発表が信用性を持てなくなっちゃってるから。
こんな中で自分の身を守るには、取り合えず特定の生産地の作物は避けるしかないんだよね。

自分ではそんなにヒステリックになってはいないんだけど、自然に避けるようになっちゃってるんだ。
外食もかなり減ったしね。（産地がわからんから）
何となく目にしたら避ける程度の基準なんだけど、俺と同じ様な人は多いと思うなあ。
汚染が目に見えないだけに神経質になっているだろうね。



ぶっちゃけるよ。

怒られるの覚悟でぶっちゃけるよ？



大変なのはわかるけど、福島での農産物や畜産物は今年を最後に、暫く生産を見合わせた方が良いんじゃないかな？
多分これから数年・・・いや数十年は福島県産に不安を抱き続けると思うんだよね。

実際さ、原発事故が起きた所なのに「今まで通り」ってのは無理なんだよ。
そういうリスクを含めて原発地域の一部の人は補助金貰ってたわけだしね。
それで事故が起きて汚染の危険がある状況で、完璧な安全検査が出来ない中での農業ってのは不安を煽るだけなんんじゃないかな。
本来は政府や東電が責任を持って農業や畜産業の人の面倒を見るべきなんだけど、それが嫌で避ける為に大丈夫だ安全だと言っている様にしか思えないんだよね。

本当ならこれから10年～20年は福島の水質と土壌汚染を観察しなきゃいけないわけじゃん？
毎年検査し続けて完全に大丈夫だと判断できたときに、改めてじゃあ農業再開しようかって話になると思うんだよね。
それまでは少なくとも政府なり東電なりが生活の面倒を見てあげるべきなんだよ。
今回の事故で福島の農家の人が苦しむのはおかしいわけだからさ。

今現在、国民の不安をよそに被爆地の農産品が出回ってるでしょ？
多分もうちょっとしたら福島県産の新米もスーパーに並ぶと思うんだ。
それが結果的に被災地の農家を更に苦しめることになるのがわからないかなあ。
風評被害じゃないんだよ。
政府が被災地の農家をちゃんと助けないで、無理に農業をやらせ続けているのが元なんだからね。
本当に福島県民を助ける為には、これから10年は政府主導で農業畜産業は止めさせてあげなきゃいけないんだよ。
止めても生活できるようにしてあげてさ。

これからずっと福島の農業の人たちが苦しんでいくのが目に見えてわかるから言うんだよね。
それで生き死にの問題にまで発展するのが怖いから言うの。
どんなに政府やJAとかが安心安全と唱え続けても、そんな言葉じゃ本当に福島の農家を救う事は出来ないんだから。


この想いは届かないんだろうなあ。
政府にも福島の農家の人にも。