飲食店の人気ランキングサイト「食べログ」で、やらせ業者が好意的な口コミ投稿の掲載を有料で請け負っていた問題で、
消費者庁は５日、景品表示法（不当表示）に抵触する可能性がないか情報収集などの調査を始めた。

　同庁は昨年１０月、ネット上の広告表示で消費者トラブルが後を絶たないことから、業者が注意すべき留意事項を作成。
問題点として、食材の産地偽装や商品・サービスの効果に対する誇大表示を挙げている。

　食べログの月間利用者は延べ約３２００万人に上っており、同庁は「閲覧者はサイトの評価を基に判断している」と指摘。
消費者を誤認させるような操作がなかったか調査する。

　運営会社のカカクコムはこれまでに、飲食店コンサルティング会社などを名乗るやらせ業者３９社を特定、
業務停止などを求める提訴も検討している。

結構重宝していたのでこれは残念なニュースだ。
こういうのが『ステマ（ステルス・マーケティング）』ってヤツか。
２ちゃんじゃステマ祭り開催中だしタイムリーな話題だｗ


取り合えずステマの意味を調べてみたらこんな感じらしい。

【ステルス・マーケティング】
マーケティング用語の一つである。自身の正体を隠したり偽ったりして、隠れて宣伝をすることを指す。
元々は米国などで、広告代理店が利用するなどしていたという。
消費者を騙す行為として企業の倫理が問題視されている。

日本的に言うと『やらせ』『サクラ』ってヤツっすな。
昔から行われていた事だけど、日本でステマって言葉が認知されたのは、去年の韓流ブームがネットでＴＶやメディアが扇動的になっているという事で広く使われるようになったね。


正直さ、俺がこのステマに関して思うのは『上手く騙してね』って事だけなんだよね。

どんな製品やソフトであれ、ヒットさせる中ではある程度の作為は入ると思うのよ。
完全に口コミだけで物を売るなんていうのは不安定すぎて企業も不安だろうしね。
ただ露骨に宣伝したりヒットしているような情報が先行していると、消費者は不信感を持ってしまうもの。
特に今回の食べログみたいな一件は、全体の一部なんだろうけどサイト全てを信用できなくなっちゃうからさ。

例えばさ、『笑っていいとも』のテレホンショッキングで呼ばれる人が、ある時期になるとフジテレビのドラマ出演者ばかりになる事は誰でも知ってるじゃない？
これも言っちゃえばステマなんだけど大きな問題になはならないじゃないさ。
アレぐらい露骨だと逆に見ている人は笑ってられるのよ。
その程度の寛容さは視聴者も持っているわけです。
怖いのは本当に隠れて宣伝しているつもりが下手すぎて意図に気づいちゃった時なんだよね。
猛烈な嫌悪感を持ったりしちゃうからさ。
そしてその気持ちは反発になっちゃう。
果たしてその反発を受ける覚悟を持って企業はステマしてんのしら。
そこら辺の意識はまだまだ低い気がするな日本は。
まだまだ昔のＴＶやメディアの情報を鵜呑みさせてた時代の影響を受けた人達が企業のメインだろうし。


どうせ企業じゃ自浄作用は働かないだろうし、日本も国会とかで宣伝に関しての企業倫理に関する法律作っていかないといけないだろうね。
そうしないとマーケティングに関しての企業の暴走も受け取る側の不信感もドンドン大きくなっていく気がするな。


因みに。

この前地元に旨いうどん屋ないかなあと食べログで調べてみました。

一位は『はなまるうどん』でした。

orz