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2012/01/09
00:03:08
去年4月、鹿沼市で、登校中の小学生の列にクレーン車が突っ込み、
児童6人が死亡した事故で、自動車運転過失致死の罪に問われ先月、
懲役7年の判決を言い渡された元運転手の男が控訴せず、刑が確定しました。
日光市の元運転手、柴田将人被告(26歳)は、去年4月、
登校途中の小学生の列にクレーン車で突っ込み、9歳から11歳の
6人の児童を死亡させたとして、自動車運転過失致死の罪に問われました。
宇都宮地方裁判所は、去年12月、「過去にてんかんの発作で
繰り返し事故を起こしながら運転を続け、6人の命を奪った結果は極めて重大だ」
として、自動車運転過失致死の罪の上限にあたる、懲役7年を言い渡しました。
柴田被告と検察側のいずれも、期限までに控訴せず、
被告の懲役7年の判決が確定しました。
http://www.nhk.or.jp/lnews/utsunomiya/1095077511.html
こういうニュースがあると思っちゃうね。
法律ってのは誰の為にあるのかと。
6人の子供の命を奪ったのに7年の懲役刑しか科せられない。
普通に殺人罪で考えたら死刑になるのが妥当だよね。
しかし「車を運転してた」「殺意がない」「てんかん持ちだった」ってだけでこの量刑。
色々な思惑によって今回の判決が生まれてるわけだけど、正直やりきれない想いしかない。
例えば車での死亡事故でいうと、どんなに悪質な運転で人を死なせても死刑にはならない。
『危険運転致傷罪』で最高15年の懲役刑。
そしてその危険運転致傷罪ってのは、飲酒運転や薬物中毒での事故以外は対象にしていないわけ。
つまりは酒や薬物の運転事故じゃなければ、他の悪質運転は『自動車運転過失致死罪』にしかならんのですよ。
最長で懲役7年の今回のニュースのパターンになるわけです。
何人車で殺しても7年以上は懲役刑にならんのさ。
因みにこの転換患者の男、てんかん治療もちゃんとやらず7年で6回の事故を起こし、事故当時も同じ様な事件を起こし執行猶予中だったんだって。
そしてクレーン車免許も病気を隠して取得していたという凶悪っぷり。
こんな男でも色々な法律に守られ7年の懲役で済むわけですよ。
きっと7年後に出所したらまた自動車免許とるんだろうしね。
不思議だよね。
普通に車を運転する分には、歩行者最優先で運転者には厳しい法律なのにさ。
これが人が死ぬとなったら、今度は法律が運転者を助けてくれるんだから。
最近の自転車事情にも言いたいことはあるけど長くなるからこの辺で止めとこう。
※今回てんかんの事を書いているけど、差別の意図があって扱ってるつもりは無いのはわかってくださいまし。
本当に問題なのは、法律をちゃんと守って免許を取得し安全運転しているてんかん患者にまで害が及んでしまう事なんだから。
だからこそ悪質な運転手には、てんかんと関係なく厳しく追及すべきだと思うな。