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2012/01/15
01:37:18
米大リーグ、ドジャースからフリーエージェント(FA)となった黒田博樹投手(36)が
ヤンキースと1年契約で合意したことが13日、関係者の話で分かった。
年俸は1100万ドル(約8億5千万円)とみられる。
http://www.sponichi.co.jp/baseball/news/2012/01/14/kiji/K20120114002428710.html
MLBに移籍してから(も)いまいち恵まれていたとは言えない黒田だけど、ちゃんと見ている人は見ているというか評価してくれているのですな。
改めて黒田のメジャーでの実績を日本でも再評価してもらいたいもんだ。
一時期は『〇〇がポスティングで〇億円でメジャーへ』とか騒がれていたけど、ここ2年ほどで日本もアメリカもある程度の冷静な評価がされ始めている気がするねい。
確かにダルビッシュのような抜き出た選手は未だに高い評価をされているようだけど、こと野手に関しては上手くいかなかった例が増えてきたしメジャー球団も冒険できなくなってきたと思う。
それは黒田の移籍したヤンキースが、ポスティングで取った中島に対して低評価だったところからもわかるしね。
少なくとも中島は現時点での日本プロ野球の最高レベルの攻走守に優れた内野手だったんだけどな。
まあポスティング制度が始まって10年以上経過したけど、ある程度日本人選手の評価が固まってきたのかも知れない。
メジャー側も優秀な投手は高い金出しても欲しい感じだけど、野手に対しては「うん・・・まあ来たかったらどうぞ」的な状況になっていると思うわ。
取り合えず野手に関しては日本での実績はあまり考慮しなくなったしね。
青木も移籍に苦労しているし。
だからこそプロ野球の選手達ももちょっと冷静に判断してMLBに行くか考えて欲しいな。
多分もうこれからは野手に関しては、ポスティング制度はあまり有効な手段じゃ無くなっていく筈だからさ。
マリナーズに移籍した川崎ムネリンのように、猛烈な(愛ゆえの)情熱によってマイナー契約でも年俸が下がっても夢を叶えたいって気持ちで行くならともかく、選手としての短い時間の中で大きな賭けをしてまで日本で実績を残した選手が行くべき所なのかどうか考えて欲しい。
MLBに行ってどうなりたいかだよね。
多くの日本投手がより高いレベルのリーグでやってみたいって気持ちはわかるのよ。
ホームランバッターとして最高レベルだった松井がMLBを目指したのもわかる。
日本プロ野球史上最高の選手としてMLBに行くのが必然だったイチローもわかる。
日本の野球に窮屈さを感じて出て行く新庄や伊良部もわかる。
純粋なメジャーへの憧れで損得抜きでMLBに行った野茂や長谷川や田口や上原も夢としてわかる。
だけど今の日本人野手の中にある『日本で実績を積んで次はメジャーへ』って考えは好きじゃない。
ただ最近の選手で目立っているのは、日本で良い成績を残したらMLBに行こうかなって考えくらいにしか見えないんだよね。
メジャーに行って自分のどこを通用させたいかもわかんない。
打撃によっぽど自信があるのか。
守る事ならメジャーでも絶対通用すると思っているのか。
足に自信を持っていて盗塁王取る気満々なのか。
自分の何がメジャーでもイケると判断しているのか最近のメジャー志向の選手はわからんなあ。
ただの憧れだったらFAになってから行けば良いわけだしね。
ポスティングしてまで行く想いや自信が果たしてあんのかね。
まあ、メジャーに行く以上は頑張って欲しいんだけどね。
ただ向う見ずな気持ちで行ってハイ失敗しましたで日本に帰ってこられてもファンは寂しいのよ。
特にポスティングで行った選手はね。
西武のファンなんか中島をどんな気持ちで応援したら良いんだよって思うわ。
移籍市場が冷静になってきた分、選手達も冷静な判断をお願いしますよ。