昨年１０月に国籍を取得したカンボジアでロンドン五輪男子マラソン代表に選ばれた
タレントの猫ひろし（本名滝崎邦明）（３４）について、
国際陸上競技連盟が参加資格を満たしていないと判断し、同国陸連に通達したことが８日、分かった。
カンボジア側は決定を受け入れる意向で、猫の五輪出場は消えた。

http://www.sanspo.com/sports/news/20120508/ath12050822210000-n1.html

まあ、妥当な線で落ち着いて個人的には良かったですよ。
危うく日本の恥を世界に晒すところだったしね。

面白いのは五輪出場が絶たれた今回のＴＶの報道で、猫ひろし側の行動に一切の批判が出なかったことだね。
「残念でした」
「また4年後を目指して欲しいですね」
こんな感じのコメントばっかりなんだよね。
気持ち悪いくらいに。

こういう時のマスコミは実にわかりやすい。
ＴＶ画面越しでも『批判はやりません（やれません）』ってのがしっかり伝わってくるからさ。

例えば最近だと赤西仁と黒木メイサのできちゃった結婚なんかわかりやすかったよね。
事前報告無しでの結婚な上にできちゃった婚なのに、2人に対して批判的な報道は一切なかった。
これが似たケースの辻ちゃんの場合だと、結構マスコミで「仕事への責任感が無い」なんて叩かれたんだよね。
一体この違いは何だって言うと『バックの力』としか言い様が無いっす。
赤西の場合のバックって言うのはジャニーズ事務所になると思うんだけどさ。
ようはＴＶにとって影響力のあるバックのご機嫌は損ねられないってわけだよね。

そう考えていくと、五輪にも出れなくなった猫ひろしなのに未だに批判をＴＶでされないって事は・・・普通に考えたら何かしらのバックが今回の問題に深く関わっているんでしょうな。
じゃなかったら今頃「日本人として恥ずかしい」って論調になっていてもおかしくないし、最低でもそういう批判が多少なりとも出ていなきゃおかしいからね。
塩谷瞬見てたらわかるじゃない。
バックが弱いとマスコミに袋叩きにされるんだから。

少なくとも五輪出場が決まった時に大々的に記者会見をしたわけだから、今回の資格剥奪の件でもちゃんと会見をやらないといけないんでない？
ほとぼりが冷めるまで隠れようって事だとしたら随分不誠実な行動だけどね。
実にスポーツマンらしくないっすな。


なんか大人になっちゃうと純粋な気持ちでＴＶ楽しめないくなってきちゃったな。